ADR(裁判外紛争解決手続)とは

ADRとは、裁判に代わって紛争を解決する手続きのことです。
Alternative(代替的)・Dispute(紛争)・Resolution(解決)の頭文字を取って、この名が付きました。
これには、「斡旋」「調停」「仲裁」の3種類があります。
斡旋は、斡旋人を交えつつ当事者同士で話し合って、解決を目指します。
斡旋人から解決案が出されることもありますが、あくまで当事者同士の話し合いで解決することを目指しているので、受け入れなくても問題ありません。
調停も、斡旋とよく似ており、調停人の出した解決案を受け入れるかどうかは自由です。
仲裁は、当事者同士が仲裁を受けることに同意しているという条件の下で、仲裁人が解決するための判断を下します。
この仲裁判断は、裁判における判決と同等の効果があるので、当事者は受け入れなくてはなりません。
控訴などもできないので、仲裁判断が下された事件について訴訟を起こすことはできません。
これらの手続きには、「ややこしい規定がないため、簡単に行える」「平均3ヵ月程度と、解決までの期間が裁判よりもかなり短い」「話し合いを主体としているので、当事者の思いが汲み上げられやすい」などのメリットがあります。

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