根保証の仕組み

猫08

 

根保証とは、継続的取引契約に基づき一定の時期に於ける決算により確定する主債務のための継続的保証をいい、民法465条の2、1項に規定が置かれています。

 

そして主債務に対する保証債務の付従性からその有効性が問題となりますが、この保証は現在の債務ではなく、基本的契約関係から生じる主債務の変動に付従する将来の債務保証と解されているいることから有効とされています。

 

但し、保証人が負うべき限度額が定められていないときは当該保証契約は無効と規定されています(465条の2、2項)。そして、この限度額については主債務の元本やこれに関する利息また違約金、損害賠償その他その債務に従うもの全て及び保証債務について約定された違約金又は損害賠償の額について、その全部に係る極度額を限度とします。このように非常に広範に及ぶ保証であることから、保証人保護の観点からその責任期間については元本確定期日の規定が465条の3に置かれており、この期日を契約で定めた場合は5年以内、また定めがない場合では3年で確定すると定められています。

 

また、保証債務の内容は信義則に従い合理的な内容のものに限定されるべきことから一定の要件下で保証人の解約権も認められています。

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