親権行使者の定義

法律上、未成年の子は親権に服すると決められています。親権は、大きく身上監護と財産管理に分けられます。身上監護では子の監護・教育する権限が、財産管理では子の財産を管理・処分権限が、親権者に与えられています。

親権行使者は、子の法的な地位により、次のように定められています。
まず、実子の場合です。実子の場合、父母の共同親権に服します。父母の一方が死亡や親権喪失、行方不明などの理由で、親権を行使できない場合は、他方の者が単独で親権者となります。父母が離婚した場合も、いずれかの単独親権となります。
次に、養子の場合です。養子は養親の親権に服します。養父母が死亡した場合は、後見が開始します。実父母の親権が回復するわけではありません。一方で、養父母と離縁した場合は、実父母の親権が回復します。

未成年後見人は、単独親権者の死亡や親権喪失など未成年者に対して親権を行なう者がいない場合に、未成年者本人またはその親族、その他の利害関係人の請求により、家庭裁判所により選任されます。未成年後見人は、親権者と同様、身上監護や財産管理を行ないます。なお、未成年後見人の監督機関として、未成年後見監督人を置くことができます。

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